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連載: ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

癒やしの中 潜む刺激

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● 海×湯コンサート

 闘雞神社の世界遺産追加登録で沸く田辺市。神社近くのカフェ・ララロカレで6日、「恋におちて」「時代」「ハナミズキ」など、徳永英明さんのカバーアルバム集「VOCALIST」に収録された曲だけを歌うユニット「海×湯」(シー・ユー)の演奏会が行われました。大正ロマン香るレトロな会場に、ゆったり響くポップスの歌声は、多くの観客を魅了したようです。

 「海×湯」は、紀の川市在住で、ご当地の歴史や文化を歌う演歌歌手・宮本静さんと、白浜町出身のテノール歌手でシンガー・ソングライターでもある湯川和幸さんのユニットです。ユニット結成の契機になったのは、宮本さんの新曲「田辺コーライお笠まつり」(来春発売予定、作詞・三倉ひさお)の作曲を湯川さんが手がけたこと。新曲を歌唱指導する湯川さんと、もともとポップス大好きな宮本さんが意気投合して、一緒に歌いだしたのがきっかけだったようです。

 湯川さんは、田辺高校を経て、東京の国立音楽大学声楽科に進み、卒業後、松任谷正隆さんが指導する「MICA MUSIC LABORATORY」でポップスを学び、音楽活動を続けます。帰郷後は、中辺路の古民家にスタジオを構え、作曲・編曲・録音など多様な活動を続けながら、ライブなどの演奏活動を重ねています。昨年、「我が名は青洲」でメジャーデビューを果たし、さらに活動の領域を広げた宮本さんとの「海×湯」は、湯川さんのピアノ伴奏だけで歌う、まさに歌力(うたちから)が試されるユニットです。ユニット名は、2人の名前と紀州の海と温泉にちなんだそうです。

 「海×湯」の聴きどころは、キャリアの違う2人が、紅白歌合戦よろしくポップスを歌い合うことにあります。それぞれの歌に対する思いが強く込められていて、癒やされる時間の中にも刺激が潜んでいるのです。また、湯川さんのテノールボイスに、宮本さんがアルトなハモリを重ねます。アドリブで重ねているようですが、絶妙としか言えません。

 期間限定ユニット「海×湯」のツアー、紀の川市(12日)はすでに売り切れだそうですが、紀美野町の美里の湯・かじか荘(26日)、大阪府泉南市の美術館のようなカフェ・ロジカ(12月3日)、和歌山市のLURUHALLのクリスマス・ディナーパーティ(12月8日)と続きます。

 問い合わせは、宮本音楽事務所(090・1593・4514)、湯川和幸スタジオ(090・1131・0917)まで。

(LURU MUSIC 狐島 代表 岩橋和廣)

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