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06月17日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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写真:七回表のピンチで、高巣君(1)の肩をたたく南君 拡大七回表のピンチで、高巣君(1)の肩をたたく南君

■野球の怖さ 知った/ 和歌山商 高巣・南バッテリー

 七回表、一球一球に沸き立つスタンドの声援を感じながら、和歌山商の高巣翔真君(3年)はマウンドに立っていた。この回、簡単に2死をとった直後、突如制球が乱れ、4球続けてボール。この四球で試合の潮目が変わった。

 向陽とは昨年の新人戦の準決勝で、延長十五回と再試合を戦った。「宿敵」と捕手の南昇吾君(3年)はそう表現した。

 序盤は和歌山商のペースだった。「緊張して球が上ずってしまった」と話す向陽の白浜哲史君(3年)は初回から三回まで連続で先頭打者を四球で歩かせる。三回には、その四球の走者を中軸がかえすなど和歌山商が2点を先取した。

 一方、先発した高巣君は「調子が良かった」。直球も変化球も申し分なかった。本調子ではない白浜君を攻め、三回以降も何度も走者を得点圏に進め好機を作った。「勝てる」という気持ちが和歌山商のバッテリーに浮かんだ。

 そんな思いで迎えた七回表の四球。次の打者も内野安打で2死一、二塁。向陽のベンチもスタンドもにわかに活気づく。そして、3番の城朋弥君(2年)への2球目。サインは内角の直球だったが、ボールは外角へ。左前にはじき返され1点を奪われた。南君は何とか悪い流れを変えようとマウンドに向かったが、「ボール自体は悪くない」。それだけに修正のしようがなかった。

 続く4番、5番の当たりは決してよくなかったが、内野安打に。その間に2人が生還し逆転を許した。試合の流れは向陽に傾いた。「気づいたら3点取られていた」と南君。

 「勝っていた試合だったのに」と試合後、高巣君は肩を落とした。「あの四球がなければ」と悔やんだ。野球の怖さを最後の最後に教えられた。

(金子和史)

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