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連載: ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

頼貞の情熱と夢再び

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■「南葵音楽文庫」寄託記念演奏会

 紀州徳川家16代当主であった徳川頼貞が集めた音楽資料「南葵(なんき)音楽文庫」。12月3日から、県立図書館や県立博物館でプレオープンがはじまります。世界のクラシック音楽ファンの期待が和歌山に注がれます。

 英国のケンブリッジ大学に留学し音楽を専攻、欧州の音楽文化を学んだ頼貞は、帰国後、東京に日本初の音楽専用ホール「南葵楽堂」を建て、音楽専門図書館を併設します。その所蔵コレクションが、南葵音楽文庫です。

 莫大(ばくだい)な私財を投じて集めた同文庫は楽譜など約2万点、貴重な資料群「カミングス・コレクション」をはじめ、ベートーベンやリストなど大作曲家の自筆楽譜なども含まれています。近年、読売日本交響楽団が所有していましたが、昨年和歌山県に寄託され、世界に誇る文化資産が里帰りしたのです。

 そして、記念の演奏会が、川瀬賢太郎さんの指揮で読売日本交響楽団により行われます。国内屈指の名門オーケストラ「読響」が、南葵音楽文庫創設者の情熱と夢をよみがえらせるのです。そのプログラムは、頼貞が英国留学時代の師だったネイラーが作曲した序曲「徳川頼貞」で幕が開きます。この曲が演奏されるのは実に97年ぶりだそうで、お城にも届けとばかりの熱演が期待されます。

 そして、仲道郁代さんをピアノに迎え、モーツァルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠(たいかん)式」、まさに数奇な運命を生き抜いてきた文庫を暗示するベートーべンの交響曲第5番「運命」と続きます。

 演奏会は12月6日(水)午後7時、県民文化会館大ホール。全席指定でS席3千円(高校生以下1500円)、A席2千円(高校生以下500円)。問い合わせは同会館(073・436・1331)。

LURU MUSIC 狐島 代表 岩橋和廣

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