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06月25日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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高校野球【わかやま高校野球 夏100回への軌跡】

応援が生んだ物語(1)

写真:2002年夏、伝統の応援「田辺が大将」を披露する応援団 拡大2002年夏、伝統の応援「田辺が大将」を披露する応援団

写真:1979年の第61回大会の応援スタンドに登場した巨大そろばん 拡大1979年の第61回大会の応援スタンドに登場した巨大そろばん

番外編 スタンドで

 高校野球史を彩ってきたのは、グラウンドの球児たちだけではない。スタンドで応援する生徒、保護者、地域住民もまた、大会を盛り上げてきた。当時の朝日新聞紙面などをもとに、その足跡を振り返る。

■弁慶と牛若丸

 学校の特色を生かした応援も球児に負けないくらい観客を魅了してきた。

 常設のクラブとして応援団がある田辺は、ここぞのチャンスで鳴らす伝統の応援「田辺が大将」を今に受け継ぐ。海援隊の「あんたが大将」がヒットした1977年の第59回大会、この曲をもじって応援に採り入れた。この年、田辺は紀和大会で奈良代表に敗れて甲子園を逃したが、和歌山予選で優勝する快進撃を見せた。曲中の「あんたが大将」の部分を「田辺が大将」に変えて連呼する応援はスタンドを盛り上げ、選手の背中を押した。応援団OBの泉孝志さん(54)は、「『田辺が大将』が鳴った瞬間はいまだに心が躍る。スタンド全体に力が湧く、特別な応援」と話す。

 翌年の78年には、田辺市の生まれと言い伝えられる武蔵坊弁慶の格好に身を包んだ応援団が、なぎなたを持って舞う「弁慶踊り」を披露した。ただ、1回戦の田辺商(現・神島)戦では、弁慶踊りを事前に知った田辺商が牛若丸の看板を用意することがわかり、「返り討ち」を避けるため、弁慶踊りを引っ込めた。この試合に勝って迎えた2回戦の粉河戦でようやく披露され、田辺は4―1で勝利。この年は8強まで勝ち進んだ。

 また、和歌山商の応援スタンドに毎年現れるのが、「巨大そろばん」。枠は木、玉は紙で作られ、縦約50センチ、横約1メートル。安打や得点のたびに巨大そろばんを持ってスタンドを駆け回る応援には「そろばんをはじくようにどんどん得点を入れて」という願いが込められている。1979年にはスタンドに登場しており、修復やリニューアルを繰り返して応援に使われてきた。2016年には新たに「巨大電卓」が登場した。

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