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高校野球【上昇気流 智弁和歌山の春】

冬越え投手陣に厚み (下)

写真:投手陣の柱として期待される平田龍輝投手=いずれも和歌山市冬野 拡大投手陣の柱として期待される平田龍輝投手=いずれも和歌山市冬野

写真:成長著しい小堀颯投手 拡大成長著しい小堀颯投手

 強打のイメージが強い智弁和歌山だが、高嶋仁監督(71)は、「試合で勝つ(要因の)7、8割は投手。投手が最少失点で抑えることから始まる」と投手陣の重要性を強調する。チームにとって昨秋の近畿大会までエース平田龍輝君(3年)に次ぐ投手がいないことが課題だった。そこに近畿大会で好投した小堀颯君(3年)や池田陽佑君(2年)が台頭。この冬でも成長を見せ、投手陣の厚みが増している。

 昨年11月4日。秋の近畿大会準決勝、乙訓(京都)を5―4で破って決勝進出を決め、小堀君が帰りのバスに乗り込もうとする直前。高嶋監督がすれ違い様に言った。「明日は小堀で行くぞ」。この日、公式戦初先発だった小堀君はカーブやスライダーなどの変化球を効果的に使い、八回途中まで被安打4、失点3と好投を見せた。高嶋監督も試合後、「予想外によく投げた。良い誤算」と褒めた。だが、小堀君自身、大阪桐蔭(大阪)との決勝は、エースの平田君が先発すると思っていた。

 「驚きはあったけど、うれしかった」。決勝の先発マウンドに上がった小堀君は堂々の投球を見せる。初回、3番の中川卓也主将(3年)を、フルカウントから外角のカーブを決め見逃し三振にしとめる。「練習してきた球で打ち取れて、これで勢いに乗れた」。その後も、変化球をうまく使い五回まで無失点。高嶋監督も「小堀にとって大阪桐蔭を0点で抑えたのは大きかった。以前は不安げに投げていたが、あれ以降自信を持って投げている」と評価する。

 六回から継投した池田君は、決勝点となった本塁打を浴びたが、七回の無死満塁のピンチを空振り三振などで抑え好投した。

 「冬を越えて、2、3番手の調子がすごく上がってきている」と高嶋監督。一方でエース平田君も冬にフォームを見直し、球の出どころを見えにくく、直球に似た腕の振りでチェンジアップやスライダーなどの変化球を投げられるようにした。ウェートトレーニングやランニングで体幹も鍛えてきた。

 昨夏の甲子園では興南(沖縄)戦、大阪桐蔭戦でマウンドに立った平田君について高嶋監督は「なんと言っても甲子園で投げている経験は強い。チームの大黒柱という責任感も生まれている」と期待。「小堀や池田が台頭して、平田を中心にして投手陣のレベルが今冬でぐっと上がっている。投手層の厚みができたことは大きい」と上位進出に自信をのぞかせる。

(片田貴也)

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