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07月17日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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連載:レンジャー便り

ぜひ阿寒摩周国立公園へ

写真:世界有数の透明度を誇る摩周湖=北海道弟子屈町 拡大世界有数の透明度を誇る摩周湖=北海道弟子屈町

 4月に北海道の阿寒摩周国立公園から、瀬戸内海国立公園和歌山県地域の担当に着任いたしました。北海道からフェリーで福井県の敦賀港に降り立った際、一番に感じたのは「暑い」でした。

 前任地である北海道東部に位置する弟子屈(てしかが)町の川湯地域は、冬は零下30度まで気温が下がります。地元の方言で、寒いことを「しばれる」と言い、体感温度は人それぞれですが、大体零下10度以下になると「今日はしばれるね」という感じで使います。

 冬の寒さは厳しいですが屋内は基本的に暖房が充実しているため暖かく、逆に夏は30度まで上がることはほとんど無く、涼しく過ごせます。

 着任して1カ月しか経っていないため、今回は前任地の阿寒摩周国立公園について紹介させて頂きます。阿寒摩周国立公園は、瀬戸内海国立公園と同じく、1934(昭和9)年に阿寒国立公園として指定されました(2017年8月に名称変更)。国指定特別天然記念物のマリモが生育する阿寒湖、世界的に透明度の高い摩周湖、国内最大のカルデラ湖である屈斜路湖を有し、その周辺は原生的な森林で覆われ、もうもうと噴煙を上げる火山などが織りなす雄大な自然景観が魅力です。

 四季を通じた森の移り変わりも鮮やかで、春は新緑、夏は深い緑、秋は赤や黄の紅葉、冬は一面雪で真っ白になります。また、アイヌ文化も継承されており、アイヌコタンという集落では、民族衣装、古式舞踊や民族音楽を体験することができます。

 現在、環境省では、国立公園を世界水準のナショナルパークとしてブランド化を図るため「国立公園満喫プロジェクト」を推進しています。阿寒摩周国立公園はこのプロジェクトを先進的・集中的に進める国立公園の一つに選定され、訪日外国人をはじめ国立公園利用者の満足度を高めるための取り組みを、地元の方々と一緒に進めています。

 その一つとして、今年度、環境省のビジターセンターに地元の方々が運営するカフェコーナーを整備する予定です。阿寒摩周の自然の景色を楽しみながら地元の特産品やコーヒーを味わい、地元の方々と交流できるようなカフェコーナーを目指し、地元関係者と協力して取り組んでいるところです。

 皆さんもぜひ阿寒摩周国立公園を訪れてみてください。瀬戸内海国立公園や吉野熊野国立公園とは違った魅力を楽しむことができると思います。

(大阪自然保護官事務所・萱島拓郎)

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