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高校野球【第100回 全国高校野球選手権和歌山大会】

球メシ(上) (1)

写真: 拡大

写真:選手に人気なカツ丼=田辺市龍神村西 拡大選手に人気なカツ丼=田辺市龍神村西

写真:あさひ食堂に通う南部龍神の3人。左から殿山頌大君(3年)、中嶋黎君(2年)、上原健斗君(3年)=田辺市龍神村柳瀬 拡大あさひ食堂に通う南部龍神の3人。左から殿山頌大君(3年)、中嶋黎君(2年)、上原健斗君(3年)=田辺市龍神村柳瀬

■寮生も慕う手作りの愛/南部龍神 「あさひ食堂」のカツ丼

アツアツの白飯の上に、トロトロな卵に包まれたやわらかなカツ。シャキシャキなタマネギをカツに絡ませてほお張れば、思わず笑顔がこぼれる。ホッとする味わいのカツ丼が食べられる「あさひ食堂」(田辺市龍神村)。南部龍神硬式野球部が立ち上がった15年前からずっと、球児たちに愛され続けている。

 「がっつり食べるさかい、気持ちええ。『おなかすいてるやろ』と思ってつい大盛りにしてしまう。孫みたいなもんやもん」。そう話すのは食堂の寒川ふみゑさん(68)。2代目店主で夫の洋治さん(69)らとともに50年近く店に立つ。メニューはチキンカツやトンカツ、焼き肉定食など豊富にそろえる。料理には自家製の野菜を使い、梅干しや漬けものも手作り。「できる限り手をかけたい」という思いから「何でも手作りで」とこだわる。

 選手たちにはカツ丼(税込み650円)やカツカレー(同)が人気。通常、大盛りは別料金だが、野球部は無料で大盛りが定番。「カツ丼だったら器からご飯がもっこりするくらい。700グラムくらいあるんちゃうかな。持ったら重い。でもあっという間に食べてる」とふみゑさん。「ガツガツ食べてるよ。必死に食べている姿が好き。『おなかいっぱいになった』っていい笑顔を見せてくれる」

 野球部には、村外からも球児が集まり、寮生活を送る選手も多い。選手たちは寮の食事が休みの時などに訪れることが多いというが、ふみゑさんは「練習終わりに来たこともあった」と振り返る。

 ある日の午後9時、店じまいをしようとしていたところ、店の扉をトントンとノックされた。開けると、野球部の選手たち。「おなかすいた」。ふみゑさんは炊飯器をのぞき、「どうにかなる」。ご飯を振る舞った。「一生懸命練習しておなかが減ってると思うと、かわいそうでね。わざわざここまで来てくれたから」

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