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高校野球【第100回 全国高校野球選手権和歌山大会】

◆和歌山大会 第10日 (3)◆

写真:紀北工―新宮 九回表紀北工2死一、二塁 山本の適時打で二塁走者楠が生還し、勝ち越し。捕手尾田 拡大紀北工―新宮 九回表紀北工2死一、二塁 山本の適時打で二塁走者楠が生還し、勝ち越し。捕手尾田

写真:新宮の遊撃手庄司貴裕君 拡大新宮の遊撃手庄司貴裕君

■紀北工 終盤に決定打

◇紀三井寺

▽3回戦

紀北工 200 100 002|5

新 宮 000 201 000|3

◎…紀北工が九回2死から粘りを見せ試合を決めた。一回、大西の適時打、豆畑の適時二塁打で2点を先制。四回にも北井の適時二塁打で1点を追加した。同点で迎えた九回2死走者無しで、楠、森田の連打で一、二塁とし、山本の適時打で勝ち越し。さらにこの回、敵失に乗じて1点を加えた。

 新宮は四回、尾田の2点適時打で1点差に迫り、六回、栗須の適時二塁打で同点に追いついた。八回にも得点圏に走者を進めたが、後続が断たれた。

◆気合の攻守「やりきった」/新宮の遊撃手・庄司貴裕君

 「自分は攻守の要。チームを引っ張るんだ」。新宮の副主将で遊撃手の庄司貴裕君(3年)は気合十分で試合に臨んだ。

 攻撃では四回、先頭打者として回ってきた打席で右方向へ打球を運び出塁。続く4番打者の安打や犠打などで進塁し、主将尾田衡紀君(3年)の適時打で生還した。守備でも、鋭い打球を捕球してアウトにするなど、「飛んでくる球は全て捕る」と食らいついた。五回以降は無失点に抑え流れを引き寄せたかに見えたが、九回表2死の場面で三遊間を破られ流れが相手に変わった。

 1カ月前に利き手の右手親指を骨折。万全な状態で迎えた夏ではなかったが、「やりきった」と晴れやかな笑顔を見せた。尾田君は「いつもピンチを支えてくれたのは庄司の笑顔。今日も頼りになった」と副主将をたたえた。

(成田愛恵)

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