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高校野球【第100回 全国高校野球選手権和歌山大会】

◆和歌山大会 準決勝 (1)◆

写真:市和歌山―向陽 二回表市和歌山2死二塁、金田が適時二塁打を放ち、先制。捕手城 拡大市和歌山―向陽 二回表市和歌山2死二塁、金田が適時二塁打を放ち、先制。捕手城

 25日は準決勝2試合。4強の一戦を観戦しようと、訪れた観衆の熱気に球場が包まれた。市和歌山は継投がさえ、主導権を逃さなかった。智弁和歌山は強打を発揮してコールド勝ち。あと1勝。これまでの集大成で球児たちは甲子園を目指す。

■市和歌山 好機逃さぬ

◇紀三井寺

▽準決勝

市和歌山 030 301 000l7

向   陽 001 001 100l3

◎…市和歌山が序盤からリードを築いて試合を進めた。二回2死走者なしから緒方、金田の連続二塁打で先制。吉田の右前適時打などでこの回計3点。四回は2死二、三塁からの柑本の適時三塁打などで計3点。六回は柑本の適時打で1点。投げては金田、奴田、津熊の継投で逃げ切った。

 向陽は三回、内野安打の上山が二盗し中彌の適時打で1点。六回は小林の犠飛で1点。七回は2死から四球と酒井、島本の連打で1点をかえすなど粘りを見せた。

○市和歌山・半田真一監督/後半の粘りよかった

 選手たちが力を発揮してくれてほっとした。後半で粘れたのがよかった。目標の甲子園出場のためにやるべきことをやりたい。

●向陽・堀内孝貢監督/99%満足 1%悔しい

 99%の満足と1%の悔しさ。攻守ともにミスや緊張もあったが、1年間で大きく成長してくれた。みんなようやってくれた。

◆攻めの打線で頂点目指す/市和歌山 2年ぶり決勝へ

 市和歌山が2年ぶりの決勝進出を決めた。これまでの試合通り、継投でかわし、サイクルヒットや大会新記録の9打席連続安打を達成した柑本高宏君(3年)を中心に打線をしっかりとつないだ。

 先発は今大会初めての登板となった金田陽喜君(3年)。真っすぐを中心にスライダーやツーシームなどの変化球でもカウントを取り、落ち着いて投球。金田君は「点を取られてもみんなが取ってくれると思ったので、楽しく投げられました」。全試合で登板し、半田真一監督からは「頼もしい」と信頼を寄せられる津熊伊織君(3年)は「いつも通りの投球ができた。次も相手関係なく自分の投球をする」と意気込んだ。

 打線は二回に連続二塁打や連続単打で先制し、四回までに5点をリードした。この試合の全得点を2死からの攻めで奪い、粘り強さを見せた。

 半田監督が「想定外の活躍」と驚く柑本君はこの日も4安打の活躍。「力んだりせずに今までやってきたことをやりたい」と気を引き締めた。

(本間ほのみ)

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