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高校野球【第91回選抜高校野球大会】

市和歌山 52年ぶり8強

写真:高松商―市和歌山 一回裏市和歌山2死、緒方は先制の本塁打を放ち、ガッツポーズで塁をまわる=いずれも阪神甲子園球場、筋野健太撮影 拡大高松商―市和歌山 一回裏市和歌山2死、緒方は先制の本塁打を放ち、ガッツポーズで塁をまわる=いずれも阪神甲子園球場、筋野健太撮影

写真:市和歌山の応援で迫力ある音を響かせるブラスバンド 拡大市和歌山の応援で迫力ある音を響かせるブラスバンド

 第91回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の大会第6日、県勢の2校が登場した。初戦を迎えた智弁和歌山は、熊本西(熊本)に13―2で快勝。次戦は大会第8日第3試合(30日午後2時開始予定)で啓新(福井)と対戦する。市和歌山は6―2で高松商(香川)に勝ち、52年ぶりとなる8強入りを果たした。次は4強をかけて、大会第9日第1試合(31日午前8時半開始予定)で習志野(千葉)と対戦する。

■継投策が的中 反撃かわす

◇2回戦(第2試合)

 高松商(香川)    000 002 000|2

 市和歌山(和歌山) 120 300 00×|6

  ◎…市和歌山の投打がかみ合い、高松商の追い上げを振り切った。

 初回、緒方が2死から左中間に本塁打を放って先制すると、二回、山田、滝谷の連続安打と壹岐の適時二塁打で2点を追加。四回には米田、山田の連打などで好機を作り、相手の守備の乱れにも乗じてさらに3点を追加した。

 先発柏山は、直球を生かし、打たせてとる投球で五回まで無失点。六回に連続四球などから2点を失ったが、継投した岩本が好投。走者を背負いながらも、野手の好守備にもり立てられ、流れを渡さなかった。

■星林吹奏楽部員 応援演奏で迫力

 市和歌山のアルプススタンドでは、好機を迎えるたびにチャンステーマ「レッツゴー市高(いちこう)」が大迫力で鳴り響く。同校の吹奏楽部員は16人だが、この日は計約60人のブラスバンド。心強い助っ人が現れた。

 初戦に引き続き、この日も星林高校の吹奏楽部員34人が駆けつけた。市和歌山の卒業生12人も加わり、アルプススタンドの右端を埋めた。市和歌山吹奏楽部の岩田奈穂顧問が母校の星林に呼びかけて実現。星林の部員も市和歌山のウィンドブレーカーを着て、白と緑の帽子をかぶった。合同練習は1回だけにもかかわらず、息のあった演奏で選手を後押しした。

 市和歌山の片井小夏部長(3年)は「大人数で吹くと楽しい。迫力が出て、心強さはだいぶあります」と笑顔。星林の村田花音(かのん)部長(3年)は「甲子園は広いので、しっかり選手に聞こえるように吹きました。少しでも力になれる応援がしたい」と演奏に力を込めた。

(大森浩志郎)

■父に本塁打宣言 夢実現

●緒方隆之介君(3年)

  夢見ていた甲子園での本塁打は初回に飛び出した。

 2死走者なしの場面で打席に立った3番打者緒方隆之介君(3年)。「チャンスをつくろう」という気持ちだったが、4球目、高めの直球を捉えると、打球はぐんぐん伸びて左中間スタンドへ。表情を変えずにダイヤモンドを回る。帽子のつばに書かれた「最高の仲間達と最高の笑顔で」の言葉通り、ベンチで仲間に迎えられると表情が緩んだ。

 小中高と野球をしていた父・要輔さん(44)と小さい頃からキャッチボールやティー打撃をして遊び、小3からチームに所属して野球にのめり込んだ。自宅では父が手作りした練習場で打撃練習を積んだ。「甲子園で本塁打を打ちたい」と努力し続け、市和歌山では長打も期待される中軸打者に成長。選抜大会が始まる前には要輔さんに「ホームランを打ってくる」と宣言していた。

 23日の初戦では打点を記録するも安打は短打1本のみ。自分の打撃が出来ず「いい表情はしていなかった」と南方拓磨打撃コーチ(26)。2戦目を迎えるまでの4日間、練習が終わった後には宿舎近くの公園で2〜3時間黙々と素振りを続けていたという。初戦後に「タイムリー1本しか打てなかった。次は頑張る」とLINEをもらっていた要輔さんは「宣言の通りに打ってくれてうれしい」とほほえむ。

 「自分たちの野球をすればどんな相手にも勝てる」。緒方君は次戦に向けまた闘志を燃やした。

(成田愛恵、大森浩志郎)

■本塁打で緊張緩む

 市和歌山・米田航輝主将 緒方の本塁打でチームがリラックスできた。先発柏山がピンチをよく切り抜けてくれた。(第1試合で勝った県勢の)智弁和歌山よりも、絶対に先に負けるわけにはいかない。

■自分たちの流れに

  市和歌山・半田真一監督 ベスト8でうれしい。2戦目は自分たちの力を出せと選手たちに伝え、序盤から自分たちのペースにもってこられた。九回は相手につながれたら空気が変わるなという怖さがあった。

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