メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

12月09日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

連載: ときめく★楽音生活

音色 柔らかくシンプル

写真: 拡大

■砂原悟〜MINI PIANOを聽(き)く〜

 ミニピアノって聴いたことがありますか? そのシンプルな音色は、古代のハープやリュートにも似て美しく響くそうです。今回開かれる演奏会で使用されるミニピアノは、「No.101」という型番をもつ河合楽器製作所の1948年製のもの。一般のピアノが88鍵なのに対して、51鍵で縦横のサイズも約90センチと、文字どおりミニです。このミニピアノを聴くコンサート「砂原悟〜MINI PIANOを聽(き)く〜」が開かれます。

    ♪   ♯

 日本のピアノ作りは明治期に始まりました。その後、時代と共に順調に成長していきますが、第2次世界大戦によって大きく中断されます。戦後、河合楽器製作所は、資材不足の中から小さなサイズのピアノの製作に取りかかります。わずか数年の間だけ作られていたこのミニピアノは、少ない資材からとはいえ、決して玩具ではなく、本物のピアノ作りを目指したもの。音の特徴は、鍵盤一つにつき、すべて単弦であることから(通常のピアノは3弦)、柔らかいシンプルな音色になります。

 砂原さんは東京芸術大学卒業、ドイツ留学を経て帰国。1988年東京芸術大学大学院修了。その後、国内外でピアノやチェンバロの演奏など多様な活動を重ね、現在、京都市立芸術大学教授で音楽学部長の要職を務めています。近年、ミニピアノの音色に魅了された砂原さんは、現代ピアノよりも響きの点でよりフィットするフォーレやラヴェルなどの楽曲からプログラムを構成し、ユニークなミニピアノ演奏会を重ねています。

    ♪   ♯

 この演奏会は、22日(金)午後7時から、和歌山市のLURU HALLで。5千円(スパークリングワイン、軽食付きのアフターパーティー含む)。問い合わせは同ホール(073・457・1022)。現代においては忘れ去られた楽器に逢(あ)いにきませんか?

LURU MUSIC 狐島 代表 岩橋和廣

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

和歌山総局から

読者の方々に役立つ和歌山県内の情報を丹念に取材し、お伝えしていきます。地域の話題をいつでもお寄せ下さい。

メールはこちらから

朝日新聞 和歌山総局 公式ツイッター

注目コンテンツ

  • 写真

    【&w】カカドゥの不思議な野鳥たち

    ノーザンテリトリー〈PR〉

  • 写真

    【&TRAVEL】遊び心満載の豪華客船

    船上でサーフィン?〈PR〉

  • 写真

    【&M】TEPPEI×ハマ・オカモト

    自分に合った服装とは?

  • 写真

    【&w】劇場鑑賞券を3組6名様に

    「&w」読者プレゼント

  • 写真

    好書好日旅するように異国料理を作る

    宮崎あおいさん初の料理本

  • 写真

    WEBRONZAカーシェア急拡大

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジンこれぞ手軽な手土産の大本命

    手土産に縁起のよい「虎家喜」

  • 写真

    T JAPAN未来を変えるコスメ 第2回

    全米で話題の「CBDオイル」

  • 写真

    GLOBE+注目は年齢差だけではない

    マクロン大統領夫人の実像

  • 写真

    sippo絶滅の危機に瀕するトラ

    生態は猫とほぼ同じ

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ