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連載: ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

思い出ひもとき未来へ

写真:「ぶらくり歌謡音楽祭」のポスター 拡大「ぶらくり歌謡音楽祭」のポスター

 私は、昭和24(1949)年、和歌山市の歓楽街・中ぶらくり丁の「岩喜レコード店」の2階で生まれました。雑多ににぎわう商店街とレコードの音があふれる店内の様子が、今も鮮明によみがえります。

 当時のSPレコードは、重くて落とすと割れました。だから包装は、十字にひもをかけ結んで、ぶらぶらとつり下げていたのです。店が忙しくなると、手伝いにかりだされて、子どもながらに手早くひもを結べるようになったものでした。

 やがてドーナツ盤が登場し、歌謡曲の黄金時代がやってきます。カラオケも録音機もない時代、歌詞を大きく貼り出して、店先で行う店頭演奏が人気でした。流行の曲を歌えるまで覚えようと商店街に人だかりができました。昭和43(1968)年、ぶらくり丁が歌いこまれた古都清乃さんの「和歌山ブルース」が発売されると、記念売り出しを行い、商店街あげて歓迎をしました。後年、カラオケの普及と共に全国ヒットとなり、和歌山を代表する歌謡曲となっていったのです。

  # ♪

 和歌山の人なら誰の心にも残る、ぶらくり丁と歌謡曲の思い出をひもといて未来につなげようとの願いを込め、今秋、講座と音楽祭による「ニューレトロ!ぶらくり歌謡音楽祭」が、「紀の国わかやま文化祭2021」の一環として、ぶらくり丁のフォルテワジマで催されます。

 講座は「歌は世につれ、昭和歌謡」。9月18日(土)と10月9日(土)の2回、いずれも午後2時から。歌手で昭和歌謡に詳しい沙門宏幸さんが講師を務めます。無料、定員20人。

 音楽祭は、10月31日(日)午後2時から。昭和歌謡を代表するレジェンド歌手・橋幸夫さん、三田明さん、そして古都さんをゲストに迎え、地元で活躍する沙門さん、宮本静さん、羅布陽介さんと共に、「潮来笠」「美しい十代」「和歌山ブルース」など吉田正メロディーの数々を披露します。

  # ♪ 

 チケットは、指定席7千円、自由席5千円で、300席限定。講座と音楽祭とも問い合わせは、和歌山ブルース歌碑プロジェクト(073・423・4655、午前10時〜午後5時、火曜定休)へ。

(LURU MUSIC 狐島 代表 岩橋和廣)

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