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07月21日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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桃色ウサヒのまちおこし日和

外から応援「関係人口」も大切に

写真:コワーキングスペース・チガラボで、ウサヒの活動などを紹介し、朝日町をPR=神奈川県茅ケ崎市 拡大コワーキングスペース・チガラボで、ウサヒの活動などを紹介し、朝日町をPR=神奈川県茅ケ崎市

 先日、うちのゲストハウスに、東京都内でカフェを経営する菅井敏之さんが泊まられました。朝日町出身で、山形県の出身者が集まれるイベントなどを開かれている方。僕もイベントに何度か参加しており、東京に住む山形関係の方々との縁を取り持っていただきました。

 関東圏の友人を連れ、故郷の朝日町を体験してもらう旅の宿としてゲストハウスを使ってくれました。夜には町内の人たちも交ざって、地酒や朝日町ワインを飲みながら夜会を満喫されていました。

 その翌日、僕は神奈川県茅ケ崎市のコワーキングスペース・チガラボに招待され、「ちがさき芋煮会〜山形の芋煮を食べてつながる会〜」に参加しました。朝日町出身のスタッフさんの計らいで実現したイベントです。ウサヒの取り組みなどについて話してきました。朝日町の特産品や芋煮を食べ、茅ケ崎の方々に町をPRできました。

 これらの出来事は、どちらも朝日町に関係がある方が導いてくれた新しい縁をつくるチャンスでした。観光や特産品のPRをするにも、こうしたチャンスを生み出してくれる人材はとても貴重です。

 その地域に今、住んではいないものの、出身者だったり勤務経験があったりと継続的な関わりがある人は「関係人口」と呼ばれています。長期的に住む「定住人口」や、観光目的で訪れる「交流人口」とも違った概念で、外から応援してくれるサポーターのような存在です。

 まちおこしを考えた時、ついつい「定住してもらって人口を増やす」ことばかりに目がいってしまいがちです。ですが、こだわった特産品を友達や知人に勧めてくれる役や、「ちょっと山形に遊びに行ってみない?」と声をかけてくれる役は、関係人口だからこそできる役割です。人口流出を嘆くだけではなく、「関係人口」としてよりよい絆を結んでいくことは、人口減少に苦しむ地域の次なる大切なステップであると言えるでしょう。(佐藤恒平)

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