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桃色ウサヒのまちおこし日和

ご当地キャラ今後の生かし方は

写真:昨年11月にあった「おおえの物産味覚まつり」で、県内のキャラと記念撮影 拡大昨年11月にあった「おおえの物産味覚まつり」で、県内のキャラと記念撮影

 新年にいただいた年賀状の中に、「朝日町に来てもう9年になりますね」という一文を見つけ、町のPRキャラクター「桃色ウサヒ」の10周年が来年に迫っていることに気づきました。ご当地PRキャラクターの人気ナンバーワンを決める祭典「ゆるキャラグランプリ2017」で、ついに県内のキャラクターではトップの113位(1158体中)となったウサヒ。うれしい結果ではあるのですが、実は前の年より2割ほどエントリーが減っていました。

 ただ、盛り上がりが乏しくなりつつあるからといって、ウサヒをはじめとしたご当地キャラクターはこれから衰退するしかないのかというと、そんなことはありません。

 今後のご当地キャラ活用のポイントになるのは2点。一つはPRをする方向性です。

 多くのキャラクターは地域の外に向けての発信を主に考えがちですが、実は地域内へのPRがかなり大切です。普段見慣れている日常をご当地キャラが楽しく、独自の視点で紹介することで、地元の人たちにも地域の良さを再発見してもらう。住んでいる人たちの地域への愛着が高まれば、外へ向けたPRに手を貸してくれる仲間が増えていきます。

 二つ目は使ってくれる人を多くつくることです。

 ウサヒはイベントの大小に関係なく、簡単な手続きで出張します。見る側だけでなく、キャラを使う側の愛着を育むことで、活躍する場はぐんと広がります。

 ブームの最中、経済効果などの話題が先行し、作ることが目的になってしまったキャラも多く生まれました。そんな時代を経た今だからこそ、一度立ち止まって生かし方を考える時がきています。10周年を控えたウサヒも、春からは動画制作や新しいイベント展開など、ちょっとした進化を模索しています。生かし方次第でまだまだ楽しめる、ご当地キャラクターの可能性はもっと広がっていくと思っています。(佐藤恒平)

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