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高校野球【第101回全国高校野球選手権大会】

2019夏/唯一の3年 後輩もり立て

写真:一回表に先制のホームを踏んだ米沢東の高橋翔主将(左)。後輩の田村光選手(5)と喜んだ=鶴岡 拡大一回表に先制のホームを踏んだ米沢東の高橋翔主将(左)。後輩の田村光選手(5)と喜んだ=鶴岡

 ◆ 米沢東・高橋翔主将

 初球をたたくと、決めていた。

 一回表、先頭打者として打席に立った米沢東の主将、高橋翔選手(3年)は、高めに浮いた直球を力いっぱい振り抜いた。打球は左翼手の頭上を越えて二塁打に。犠打で三塁に進み、佐藤雅洋(のり・ひろ)選手(2年)の内野ゴロの間に先制のホームを踏んだ。

 「オッケー、オッケー」。ベンチでハイタッチを交わしながら、緊張で硬くなった後輩たちを元気づけた。

 米沢東の選手10人のうち、唯一の3年生だ。昨夏の大会後、部員は高橋選手と土屋絵(えり)マネジャー(3年)、遠藤優介選手(2年)の3人だけに。粘り強く勧誘を続け、秋に2年生2人、今春には1年生6人が加わった。

 連合チームで出場した昨夏は、連係不足から出たバッテリーエラーをきっかけにサヨナラ負け。「後輩たちに同じ思いはしてほしくない」。今夏は単独チームで臨みたかった。

 「もともとリーダー気質ではなかった」と斎藤宏昭監督。だがこの日はベンチから、三塁コーチャー席から、中堅の守備位置から後輩たちをもり立てた。

 序盤は浮足立った後輩たちも、回を追うごとに落ち着きを取り戻した。五回までに7失策だった守備も、六回以降は無失策。終盤には遠藤選手ら2年生を中心に「いけるぞ」「やるぞ」と声を張り上げ、チームは最後まで好機を作り続けた。

 試合終了後、高橋選手はベンチで黙々とバットを片付けた。「こういう姿を(後輩たちに)最後まで見せておきたくて。この夏の経験が、きっと糧になるはずだから」(西田理人)

 

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