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高校野球【第101回全国高校野球選手権大会】

球音/リード苦心 後半報われる

写真:鶴岡東―酒田東 四回裏、酒田東は金内の右中間二塁打で三塁走者に続き、一塁走者の清野も生還。2点差に追い上げる=鶴岡 拡大鶴岡東―酒田東 四回裏、酒田東は金内の右中間二塁打で三塁走者に続き、一塁走者の清野も生還。2点差に追い上げる=鶴岡

写真: 拡大

 ◆ 酒田東 佐藤夢羽捕手

 「夏は何があるかわからない。倒す気持ちでぶつかろう」。酒田東の選手たちは第1シードの鶴岡東との対戦を前に確認し合った。

 佐藤夢羽(む・う)捕手(2年)は「引っ張ってくれた3年生への恩返し。1日でも長く、一緒に野球をしたい」。そんな思いもあったという。

 3年生の大場優希投手をリードしたが、試練は一回から訪れた。ミットを低く構えていても、わずかにボールが浮くと鶴岡東の各打者がはじき返す。「甘い球を逃さず打ってきた。でも、気持ちだけは強く持とうと思っていました」

 ピンチを迎えるたび、マウンドに駆け寄った。コースや配球を伝えただけではない。ちょっとした間を取ることで相手の流れを食い止め、エースに安心感を与えられると思ったからだ。

 五回までに毎回の計13安打を浴びて5失点。だが守備力も発揮して大量失点を阻み、踏みとどまった。

 「絶対止めるから」と大場投手に低めのボールを要求し続けた。六回以降、鶴岡東打線は無安打。苦心のリードが報われた。

 試合後、「本当に悔しい」と涙を隠さなかった佐藤捕手。3年生が抜けた新チームの主将に立候補しているという。「今度は自分がチームを引っ張っていきたい」。来夏への決意は力強かった。(佐藤孝則)

     ◇

 ◆ シード長井 初戦で敗退

 第8シードの長井は初戦となった2回戦で山形工に敗れた。三回までに相手打線の連打に失策が絡んで5失点。序盤で流れを失い、打線も4安打に封じられた。小原宏幸監督は「相手の力が上でした」と振り返った。

 試合前に「シードを意識せず、チャレンジャーの気持ちで」と伝え、選手たちに気負いはなかったという。だが山形工が大会2試合目なのに対し、長井は初戦の緊張から硬さがみられ、序盤の明暗につながったようだ。

 小原監督は一昨年度まで山形工の監督を務め、今の3年生は1年生のときに指導した選手たち。「投手も打者もスタンドも一つになっていた。良いチームになった」と成長をたたえた。

 長井で光ったのは、四回から救援した2年生右腕・五十嵐志弥(ゆき・や)投手。6月から球速が上がり、急成長した有望株だ。勢いに乗る山形工打線を相手に6回1失点の好投をみせた。試合に敗れて「悔しい。甲子園出場に向け頑張ります」と来年の雪辱を誓った。(石井力)

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