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フィリピン支援、東京・武蔵境駅前に雑貨店 売上金寄付

2011年6月14日

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チャリティーショップ「sari sari」=武蔵野市境南町3丁目

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お菓子の袋を再利用してつくったポーチ。オリジナルブランド「エコミスモ」として店頭に並ぶ=武蔵野市境南町3丁目

 JR武蔵境駅前(東京都武蔵野市境南町3丁目)の雑貨店「sari sari」がフィリピンへの支援を続けている。売上金の大半を現地の子どもたちのために寄付するチャリティーショップだ。「武蔵境の人に気軽に買い物をしてもらいながら支援の輪を広げたい」と5年前、地元のNGO「ACTION」が開店した。

 武蔵境駅南口から歩いて2分ほどの商店街の一角。フィリピンを中心としたアジア産の商品が並ぶ。店の利益はフィリピンの孤児院やストリートチルドレンへの支援に使われる。昨年は80万円を現地に寄付した。

 ACTIONはフィリピンのピナトゥボ火山噴火(1991年)をきっかけに、亜細亜大学(武蔵野市)の学生(当時)らが94年に設立した。現地の団体と連携し、寄付や建設作業への参加など、フィリピンへの支援を続けてきた。

 事務所は当初、アパートの一室にあったが、「地域に根づくことで経験を生かしたい」との考えから駅前商店街に移し、雑貨店も開いた。当初は店内にNGOの情報掲示板を並べたが「地元の住民が気軽に入れない雰囲気だった」という。「欲しいものを買ったら、結果的にフィリピンへの支援につながる店にしよう」と2009年12月に店内を改装。「普通におしゃれな雑貨店」をめざした。

 フィリピンでの雇用創出のため、独自ブランドも展開する。昨年6月、お菓子の袋を再利用して作るポーチなどを売る「エコミスモ」を発足させた。作業をするのは、マニラに住む主婦ら約50人。フィリピンで親の収入が安定すれば、子どもたちは働かずにすみ学業に専念できる。ポーチはインターネット販売のほか、23区内の美容室でも取り扱いを始めた。

 「地元の人たちが店を通じて、フィリピンの子どもたちへの支援に貢献し、国際社会について考えてもらうきっかけになってほしい」。店のスタッフ長田幸子さんの思いは、少しずつ形になっているようだ。(岡戸佑樹)

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