17日で発生から19年になる阪神大震災。社会にどんな影響を与え、経済や暮らしはどう変わったのか。復興の歩みと現状、課題を2回に分けて探る。

 被災地の復興を引っ張った一つが、鉄鋼や造船などの製造業だった。だが、19年たった今、撤退や休止の動きが相次いでいる。

 神戸製鋼所は昨年5月、被災から2カ月半で再開にこぎつけ、「産業復興のシンボル」と呼ばれた神戸製鉄所の高炉を2017年度に休止すると発表した。鉄の製造は別の製鉄所に集約され、神戸製鉄所からは高炉がなくなる。