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 30代以上の男性が、青春時代に利用した懐かしの電化製品を並べた展示が、秋田市の県立博物館で開かれている。テーマは、ずばり「男泣き」。展示は昨年暮れから始まっているが、5月11日までの期間中、3度、作品を入れ替え、来館者を楽しませる趣向だ。

 企画したのは学芸主事の畑中康博さん(44)。「青春時代に燃やした情熱を思い出してほしかった」。畑中さんは高校時代、好きなレコードをなかなか買うことができず、ラジオから流れる流行曲をラジカセのテープに録音しては繰り返し聴いて楽しんでいた。ラジカセのような家電製品は、いつも身近にあった。

 そんな若かりし頃の情熱、思い出を多くの人に共感してもらい、郷愁から涙してしまうような家電製品を集める企画を思いついた。そんな製品を眺めながら、「夢中になれる新しいものを見つけることにつなげてほしい」。そんな願いも込めた。