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 中古車大手のガリバーインターナショナルは、軽自動車だけを扱う「ガリバーミニクル」を25日に盛岡市にオープンする。軽自動車は人気が高いので買い取りが増えているが、日本独自の規格のため輸出ができず、国内販売を強化するためだ。今後は北海道、東北、九州や山陰などの地方都市を中心に店を増やす。

 新しい店は、車の大きさを表す「S」「M」「L」の看板の下に軽自動車ばかり約50台が並ぶ。女性になじみが深い洋服店を参考にしたという。店内も、子どもが遊べるスペースや授乳室などを設けた。

 中古車販売店はこれまで女性の来店が少ないのが悩みだった。一方、軽自動車に乗る人の6割を女性が占めており、軽自動車専門店への期待は大きい。2018年度までに全国で10店以上に増やす計画だ。買い取りは従来の店と同じように普通乗用車も扱う。

 ガリバーは全国で年間約20万台の中古車を買い取っているが、そのうち7割はオークション(競売)で主に中古車販売業者に売っている。ただ、軽自動車は日本独自の規格のため、新興国などへの輸出が難しく、業者向けは売れにくい。

 一方、国内では昨年、安さや手軽さから新車販売の約4割を軽自動車が占めた。ガリバーは中古の軽自動車売買も「今後、増えていく成長分野」(広報)とみている。このため、オークションではなく自前で販売を伸ばす戦略を取る。(大和田武士)