[PR]

 ドラマ「明日、ママがいない」の内容について、日本テレビは全国児童養護施設協議会(全養協)に対し、子どもたちへの影響に配慮するとしつつも、「ストーリーは、当初の構想に従って展開する」と文書で回答した。5日、都内であった会見で慈恵病院(熊本市)の蓮田健・産婦人科部長は、「フラッシュバックを防ぐため、被虐待児には見せないようにしてほしい」と訴えた。

 日テレから病院に対しては、文書による回答はなかったが、ドラマのチーフプロデューサーら2人が病院を訪れ、放送内容の改善を示唆していた。会見で蓮田部長は、「ドラマが継続されるのには変わりはない。大切なのはこれ以上子どもを傷つけないこと。最大限の配慮をしてほしい」と述べた。

 全養協によると、これまでにドラマによる被害の報告が、約20件あったという。ドラマでは赤ちゃんポストに捨てられたため、「ポスト」というあだ名がついた児童が登場するため、実際に施設の子どもが同級生から「おい、ポスト」と呼ばれて不快な思いをしたという報告もあったことがわかっている。