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 インドネシア・ジャワ島東部のクルド山(1731メートル)が13日午後10時50分(日本時間14日午前0時50分)ごろ噴火した。地元メディアによると、国家災害対策庁は火口から半径10キロ以内の住民約20万人に避難を呼びかけている。

 噴煙は約3千メートルまで上がり、火口から約15キロまで降灰があるという。避難所の屋根が火山灰の重みで崩れ住民1人が死亡し、数人が負傷したという情報もある。政府は13日夜、クルド山に噴火の恐れがあるとして警報を最も危険なレベルに引き上げ、その後間もなく噴火した。政府は今月3日、クルド山を含む国内19火山について2番目に危険な「警戒」警報を出していた。

 コンパス紙(電子版)によるとクルド山は1000年以来、30回以上噴火したと推測される。1919年の噴火で少なくとも5千人が死亡、90年の噴火では約30人が死亡した。今回の噴火は2007年11月以来。(ジャカルタ=翁長忠雄)