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 西大寺観音院(岡山市東区)で15日夜にあった505回目の西大寺会陽で、福男6人が決まった。五福が授かるとされる2本の宝木(しんぎ)を数千人の裸の男が奪い合った結果、昨年初めて2本を独占した寺坂グループが今年も1本、林グループが3年ぶりに1本をつかんだ。

 日没とともに、境内に集まるまわし姿の男たち。中高生や外国人のグループも清水で身を清めた。午後9時を過ぎると、本堂の大床(18メートル×8メートル)は一升枡(ます)の大きさに1人がいるといわれるほどぎっしり埋まった。午後10時、本堂の照明が消されるとともに、押し合いへし合う裸の群れに2本一対の宝木が投げ込まれた。雄たけびが上がり、境内のあちこちで裸の渦ができた。

 午後11時過ぎ、まず寺坂グループが宝木1本を持って、岡山商工会議所西大寺支所にある会陽事務局に現れた。手を伸ばしたところに宝木があったという加島谷祐司さん(34)=東区=がお香のにおいで宝木と確信し、両手で抜き取った。それを代表の寺坂幸也(ゆきなり)さん(45)=東区=を介して古家野(こやの)幹仁さん(41)=倉敷市=が受け取り、まわしに隠して、境内を出た。

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