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 ロシアのプーチン大統領は1日、親ロシア政権が崩壊したウクライナ領内でロシア軍を活動させることへの承認をロシア上院に求めた。上院はこれを承認。ウクライナ南部クリミア半島を中心にロシアの軍事介入が本格化する見通しだ。ウクライナの新政権や欧米は激しく反発している。

 プーチン氏は上院に対して「ウクライナで起きている異常事態で、ロシア国民や(クリミア半島の)クリミア自治共和国に駐留しているロシア軍人の生命が脅かされている」と説明し、自国民保護を軍事介入の理由に挙げた。介入の期限は「ウクライナの社会政治情勢が正常化するまで」としている。

 クリミア自治共和国では2月27日、武装部隊が占拠した議会で首相が解任され、親ロシア政党のアクショノフ氏が新首相に就任。同共和国はウクライナ新政権の統治が及ばない事実上の分離独立地域になりつつあった。