大手電力10社とガス4社は28日、5月の電気・ガス料金を発表した。消費増税や、燃料価格が高くなった影響で大幅値上げとなり、全14社が今の料金算定の仕組みを始めた2009年5月以来の最高額となる。上げ幅が最大の東京電力では「平均的な家庭」の料金が4月より430円高い8541円となり、初めて8500円を超える。

 全社そろっての値上げは4カ月連続。電力は4月に比べ322~430円、ガスは199~279円と大幅に上がる。東京、関西、中国、沖縄の4電力が8千円台となる。

 消費増税分が上乗せされるのは電力、ガスとも4月に使った分を検針して請求される5月分から。この影響が最も大きい。液化天然ガス(LNG)の輸入価格が上がった分の値上がりもある。電力は、再生可能エネルギーを普及させるために電気料金に上乗せされる「賦課金」が、今の平均108円から225円に倍増する影響も加わる。