天皇陛下は7日早朝、皇后さまとともに皇居外周を約15分間、「お忍び」で散策した。皇居・乾通りが8日まで一般開放されており、周辺のサクラの状況を確かめるためとみられる。

 両陛下が皇居外を散策するのは珍しい。両陛下は午前7時15分ごろ、北の丸公園側の北桔橋門から皇居外周の歩道へ。見頃のシダレザクラや散り際のソメイヨシノなどを眺めながら腕を組んで歩き、近くにいたランナーらは突然の「お出まし」に驚いた様子だった。両陛下は乾通りにつながる乾門から皇居内へ戻った。

 関係者によると、両陛下は4日に始まった乾通りの一般開放について「サクラがきれいに咲いていて欲しい」との気持ちを持っていた。約9万人が訪れた5日には乾通り開放中の様子を付近の建物内から眺めたという。(中田絢子島康彦