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 総務省は25日、消費税率が5%から8%に上がった4月の東京都区部の消費者物価指数(2010年=100)を発表した。価格の変動が大きい生鮮食品を除いた指数は、消費増税分を含めて前年同月より2・7%、前月より2・0%上がって101・7になった。

 日本銀行は4月の東京都区部の指数で消費増税で物価が押し上げられるのは1・7%と試算していた。この消費増税の影響分を除くと、前年同月より1・0%上がったことになり、消費増税前の3月と同じ上昇率になる。総務省は「品目によってばらつきはあるが、全体としては消費税率の引き上げ分がそのまま上乗せされた」と分析する。

 消費税率は3%上がったのにその影響が1・7%にとどまるのは、指数の元になる約520品目のうち家賃や授業料など約3割は消費税がかからないからだ。また、月をまたいで料金が徴収される電気・ガス代などは5月の指数から消費増税の影響が出てくる。