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 津波への備えに関心を高めてもらおうと、内閣府は2日、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手を「津波防災大使」に任命したと発表した。

 羽生選手は「津波防災の日」の11月5日に仙台市内で開かれるシンポジウムにメッセージを寄せるなど、1年間、啓発活動に参加する。羽生選手は仙台市出身。東日本大震災の被災者でもあり「津波への対策を呼びかけていくのに適任」(内閣府)として依頼した。

 「津波防災の日」は東日本大震災後にできた津波対策推進法で制定された。1854年11月5日(旧暦)の安政南海地震で紀伊半島が津波に見舞われた際に、稲の束に火をつけて逃げ遅れた人たちを高台に導いて命を救った「稲むらの火」の逸話にちなむという。(土居貴輝)