【動画】レベッカ再結成=安冨良弘撮影
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 紅一点の女性ボーカルバンドの先駆けで、1980年代に日本の音楽シーンを牽引(けんいん)したロックバンド、レベッカがこの夏、再結成する。20年ぶりのライブを8月に行うことが決まった。ボーカルのNOKKOは、「今の私たちが演奏する昔の曲が、すごくいい感じで伝わると思う」と話す。

 再結成のきっかけは昨年12月、東京都内で開かれたNOKKOのソロライブだった。キーボードの土橋安騎夫、ドラムスの小田原豊らが特別ゲストとして招かれ、レベッカの2曲を演奏した。「リハーサルも本番も素直に楽しくて、お互いのパワーをひしひしと感じられた」と土橋は言う。

 レベッカは1984年にデビュー。「酸欠ライブ」と呼ばれた熱い演奏や、NOKKOのファッションも注目を集め、「フレンズ」が大ヒットした。91年の解散後、95年に阪神大震災の復興支援ライブを行い、2000年にシングルを出した。土橋は小田原やサポートギターの是永巧一らと一緒に活動した時期もあったが、NOKKOを加えてライブ演奏をしたのは、19年ぶりだった。

 85年のアルバム「レベッカⅣ~Maybe Tomorrow~」がミリオンヒットを記録した後、超多忙な毎日に。ほとんどの歌詞をNOKKO、曲を土橋が作っていたが、さまざまな仕事に追われ、曲作りに時間をかけられなくなった。土橋が作った曲を深夜3時に電話口でNOKKOに聴かせたり、NOKKOが歌うメロディーを土橋が電話越しにラジカセで録音したりということもあった。曲作りのヒントになるキーワードを、NOKKOは必死に考え、生み出していった。

 解散当時について、土橋は「ひねり出すことがパワーになることもあったけど、だんだん方向性がわからなくなった。何か一つ区切りを付けないと前には進めないと思った」と振り返る。NOKKOも「だんだん疲れがたまってきて、今後の人生をアーティストとして生きていくなら1回止めないとダメだと思ったんです」。

 その後、NOKKOはソロで「人魚」「ライブがはねたら」などのヒット曲を生んだが、次第に音楽活動から遠ざかる。歌うことが嫌になった時期もあったという。

 変化の兆しが訪れたのは、長女を出産してから。子どもの夜泣きがひどいとき、NOKKOが子守歌を気持ちよく歌うと子どももぐっすり眠ることに気づいた。知人の依頼を受け、居住する静岡県制作の子育て応援CM向けに「ゆうぐれなき」という歌を作詞作曲した。お母さんたちへエールを送る、優しさにあふれた歌だ。

 そんなときに東日本大震災が起きた。

 「被災地と復興のことを思わな…

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