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 高級ランドセルの価格が、いちだんと高くなっている。両親に祖父母も連れ立って買いにくる人が増え、「希少性」も高級路線に拍車をかける。商戦のピークは、そろって店に来やすい旧盆前後から、さらに早くなる勢いだ。

 高島屋横浜店の売り場には、赤や黒の定番に加え、紫や水色などカラフルなランドセルが並ぶ。チェリーや花のししゅうが、かぶせや側面にちりばめられたものや、冬の暗い時期も安全なように、反射材で縁取ったものもある。

 高島屋全体でみると、平均の価格は2014年度は約5万5千円だった。5年間で14%上がっていたが、今年はこれまでの平均が、昨年をさらに上回る6万円台。6月の売上高は前年の3倍以上に伸びている。

 三越伊勢丹は、税込み17万2800円のランドセルを東京・新宿と日本橋で扱う。イタリアの革職人が、色染めから装飾まで手づくりした。担当バイヤーは「ひとりの子どもに出費が集中し、高くてもいいものが選ばれている」と話す。