長時間労働などで学業と両立しにくくなる「ブラックバイト」や違法な働かせ方に対抗しようと、東京と千葉の高校生が27日、労働組合「首都圏高校生ユニオン」(東京)を結成した。労働相談にのったり、街頭で宣伝活動をしたりして、働き方に悩む高校生を支援したいという。

 学生のアルバイトを巡っては、テスト前に休めなかったり、ノルマを課されて自腹を切ったりする例が問題になっている。そこで高校生も労組で問題を解決する道があることを知って欲しいと組合を結成した。組合費は月500円で首都圏在住の高校生が加入できる。

 立ちあげ時のメンバーは5人。首都圏青年ユニオンの支援で活動する。高校2年の羽多野幸遥(ゆな)さん=東京=は、働いていたコンビニでのトラブルに団体交渉で対応したという。「ユニオンの存在があったから解決に近づけた。自分も助けて頂いたので、次は助ける立場になれたら」などと語った。