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 参院で審議中の安全保障関連法案に賛成する市民らが29日、各地で街頭活動を行った。

 東京では新宿区の新宿中央公園を出発した500人以上が「私たちの家族を守るため、平和安全法制に賛成します」と訴え、デモ行進した。同区の会社員女性(47)はネット上で告知を見つけ、母親(83)と列に加わった。職場などで、隣国との領土問題への危機感が度々話題に上るという。「目の前の脅威に、同じ価値観を持つ国々と手をつないで対抗するのは当然の選択。多くの人に法案の意義を伝えたかった」と参加した理由を話した。

 大阪市でも約70人が「YES!安保法案」と書かれたプラカードや提灯(ちょうちん)を手に行進。和服姿の人や日本国旗をはためかせる人もいた。広島市や福岡市、長崎市では若者らが「戦争法案とするのはレッテル貼りだ」「徴兵制の復活はありえない」などと声を上げた。参加した福岡市の会社員本山貴春さん(33)は賛成の理由について、「日本は国際社会の平和への貢献が期待されており、それが使命だと思う」と話した。