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 スマートフォン全盛の時代に「ガラパゴスケータイ(ガラケー)」とも言われる従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)。消えゆく運命かと思いきや、根強い人気があり、新しい機種も発売されています。

 「好評のドコモケータイも、バージョンアップして提供したい」。9月末に大阪市内であったNTTドコモの新商品の発表会。スマートフォンの後で、ガラケーが紹介された。

 二つ折りを開くと、上に画面、下にテンキーがあるおなじみのスタイル。日本独自の機能が多く、隔絶された環境で進化したガラパゴス諸島の生き物に例えられた。スマホに比べて機能がシンプルで電池が長く持ち、毎月の料金も安めなのが、支持される理由だ。

 調査会社のMM総研によると、従来型の出荷台数は2014年度、7年ぶりに前の年度を上回った。

 今年3月末では、国内の携帯端末の54%はスマホが占め、今後も増える見通しだ。通信会社やメーカーにとってはガラケーをつくり続けるのは負担が重い。それでも一部の利用者の支持が根強いため、各社とも数は絞りつつも新商品を投入している。

 ここに来て注目されているのが、ガラケーの形を残しつつスマホと同じ基本ソフト「アンドロイド」を使った商品だ。これも従来型の携帯に分類されるが、「ガラホ」とも呼ばれ、NTTドコモ、KDDI(au)に続いて、ソフトバンクも11月から売り出す。

 メーカーにとっては基本ソフトが共通なため、開発費を抑えることができる。無料で通信できる「LINE」のような、スマホ向けのサービスも使える。

 ただ、使える機能はスマホに比べると、やはり限りがある。ガラケー向けのネットサービスなどが使えなくなる場合もある。買い替える時は、確認をした方がよさそうだ。(山村哲史)

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