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 薬剤を使わず、水を通すだけでレジオネラ菌などを殺菌・滅菌するシャワーヘッドを福岡のメーカーが開発した。メーカーは公衆浴場のほか、高齢者の介護施設などでの利用を想定している。

 新商品「助太刀K&D」を開発したのは、節水シャワーヘッドで知られる「田川化工」(福岡県香春町、大熊洋史社長)。ヘッドの内部に鉱石の「トルマリン」が組み込まれている。同社によると、ヘッド内では気泡や衝撃波も発生し、こうした原理を応用することで、細菌を破壊するとしている。

 財団法人「東京顕微鏡院」の検査でも、殺菌効果があることがわかったという。価格は8800円(税別)。

 レジオネラ菌による感染症例は増加傾向で、厚生労働省はシャワー水が感染源になり得るとして、シャワーヘッドやホースを定期的に点検・消毒することを呼びかけている。田川化工の大熊社長は「集団感染の被害が心配される温泉や公衆浴場、免疫力が落ちた高齢者の介護施設などで活用してほしい」と話している。

 同社は節水型のシャワーヘッドの製造で知られ、業務用の節水型シャワーヘッドは、全国の理美容院の約70%で使われている人気商品という。(大矢雅弘)

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