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 米国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のフェイスブックが4日発表した2015年7~9月期決算は、四半期として過去最高益を更新した。一方で、ツイッターは、13年11月の株式上場後の四半期決算で一度も黒字化していない。ともに世界の利用者は伸びているが、明暗はわかれている。

 フェイスブックは主力の広告事業が順調に伸びて、7~9月期の売上高は前年の同じ時期より41%多い45億100万ドル(約5500億円)だった。純利益も11%増の8億9600万ドルと、いずれも過去最高だ。15年9月末時点では、月間の利用者数が1年前より14%増えて15億4500万人となり、時間外取引で同社の株価は大きく値上がりした。

 一方、ツイッターは、純損益が1億3169万ドルの赤字。赤字幅は前年の同じ時期の1億7546万ドルから減ったが、株価は上場時より3割も下がった。平均の月間利用者は3億人を超えたが、伸びは今年に入り10%台で、13年に約4割あった伸びにはほど遠い。「140字以内のつぶやき」で市場を開拓したものの、フェイスブックの利用者の5分の1ほどの規模で、利用者が増えないと広告収入が伸びない。写真や動画などで交流できる多様なサービスが乱立したことにも影響を受けた。

 今年6月には、当時の最高経営…

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