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 神奈川県大井町の東名高速にかかる橋の上から走行中の車を目がけて多数の生卵を投げつけ、車を壊したとして、神奈川県警松田署は、同県秦野市に住む会社員(22)と高校3年生(18)の兄弟を器物損壊と暴力行為等処罰法違反の疑いで10日に逮捕する方針を固めた。捜査関係者の話でわかった。仲間の少年2人も同じ容疑で後日、書類送検する予定。

 捜査関係者によると、4人は9月20日の午後10時ごろ、大井町赤田の東名高速上り線で橋の上から生卵を投げ、車1台の屋根を傷つけた疑いがある。修理費用は約8万7千円だった。この時間帯に4人が投げた卵は約300個とみられ、フロントガラスが割れたり車体がへこんだりした車は41台にのぼったという。同じ日の未明にも同じ場所で卵約200個が投げられ、13台が壊れた事件があり、関連を調べる。

 発生直後、通報を受けた松田署員が現場に急行。4人は走って逃げたが、約1・5キロ先でズボンのポケットに卵が付いた22歳の男をみつけ、捜査を続けてきたという。4人は遊び仲間で、卵は近くのスーパーで調達し、一部は万引きした疑いがあるとみて同署は調べている。

 捜査関係者は「いたずら感覚だったのかもしれないが、高速走行中に驚いたドライバーもおり、重大な交通事故につながりかねなかった」と話している。(興野優平)