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 長井市あら町の「やませ蔵美術館」で、庭園の紅葉が見ごろを迎えている。江戸時代から続いていたつむぎ問屋の蔵や貴重な収蔵品を、現当主の竹田義一郎さん(80)が一般に公開した私設の美術館で、週3日のみ開館。今月中旬で今シーズンの公開を終える。

 江戸時代には「山清(やませい)」の屋号で最上川の舟運で栄えた豪商の建物。「せっかくの建物をまちおこしに役立てたい」と、退職後10年かけて構想を練り、1991年に公開を始めた。

 10棟ある蔵のうち、4棟を公開。明治から昭和初期に屋敷に飾られた掛け軸なども展示している。緑のこけが覆う庭園はもとは畑だった。もみじは竹田さんが京都を訪ねた際に一目ぼれした葉の小さな種類で統一したといい、「秋は木もれ日がきれい」と竹田さん。