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 1990、91年と2年連続で沖縄水産高校野球部を夏の甲子園準優勝に導いた故・栽(さい)弘義監督をモデルにした映画「沖縄を変えた男」の制作が進んでいる。すでに撮影を終え、来年4月の沖縄国際映画祭でお披露目される予定だ。スタッフも出演者もほぼ全員が沖縄県民で、栽監督の教え子たちも協力している。

 「沖縄を変えた男 栽弘義―高校野球に捧げた生涯」(松永多佳倫〈たかりん〉著、ベースボール・マガジン社)を原案にしたフィクションで、「琉球水産」高校が舞台。主人公の栽監督役はお笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさん(43)だ。

 モデルになった91年のチームは、大野倫投手(42)が右ひじを痛めながら粘投を続け、最後の最後に力尽きた。栽監督とチームの執念が感動を呼ぶ一方、若き才能を酷使した采配を非難する声も少なくなかった。ゴリさんは「革命的聖職者ならではのやり方」と評する。「栽監督は沖縄県民の夢を背負って戦った。甲子園で勝てば、県民も自信が持てる。自分はどんなに憎まれてもいい。勝てば選手が、そして県民が幸せになれる。そう信じていたんだと思う」

 撮影の合間は選手役の俳優らと距離をとり、近寄りがたい雰囲気を作った。沖水OBでテクニカルアドバイザーを務めたタレントのシウマさん(37)=本名・久志(くし)隆嗣=は「バットケースに寄りかかる姿なんかソックリ」と太鼓判を押す。

 グラブから指を出さない、ひざ…

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