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 うっすらと雪が残る北海道東部の牧草地で、エゾシカが群れをなしている。鳥獣保護法で猟銃が発砲できない日の出前は「安息の時間」。標茶町(しべちゃちょう)では、群れから少し離れたところでオスとメスのシルエットが仲良く朝焼けに浮かんでいた。

 エゾシカの道内の推定生息数は2014年度が48万頭。北海道は農業被害を減らすため、捕獲に力を入れ、ピークだった10年度の63万頭から4年連続で減った。地域によっては最長で来年3月末の狩猟期終了までエゾシカの受難は続く。(奈良山雅俊)