原料や製法にこだわった「クラフトビール」が人気だ。地ビールとも呼ばれ、メーカーは次々と新製品を出し、百貨店やスーパーが常設売り場を設けている。ビール市場全体が縮むなかで、味や風味の特徴豊かなクラフトは伸びている。

 大阪市の阪急うめだ本店の販売コーナーには、国内外の約100種が並ぶ。専門資格を持つ「ビアテイスター」が、買い物客に好みの品探しをアドバイス。バーカウンターもあり、つぎたての一杯を楽しめる。同店は毎夏に期間限定フェアを開いていたが、昨年10月から常設売り場を設けた。

 クラフトビールのメーカーは、全国に約170。1994年の製造解禁後に一時は250を超え、「地ビールブーム」を生んだ。その後、味がいま一つの品や割高な品も出て人気は下火に。今は「第2次」のブームだ。製造技術が上がり、世界のコンテストで受賞するメーカーも現れた。メディアに紹介されて注目が集まり、ビールの祭典などイベントも各地で増えた。

 メーカーは増産に動く。大阪府箕面市の「箕面ビール」はここ数年間、売上高が前年比20~100%増えた。昨年春に製造タンクを新設して生産量を倍増させ、10月に販売店も新設した。大下香緒里社長(39)は「カフェやすし店など、取引がなかった飲食店からも注文が来る」と話す。

 「奥能登ビール」をつくる日本…

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