4日のニューヨーク株式市場は、米国の雇用統計の内容が好感され、大企業で構成するダウ工業株平均が急上昇した。終値は前日比369・96ドル(2・12%)高い1万7847・63ドルと、上げ幅は約3カ月ぶりの大きさだった。

 米労働省が朝方発表した11月の雇用統計は、景気の動向を反映する「非農業部門の就業者数」が市場の予想を大きく上回った。雇用情勢は着実な回復を続けているという見方が広がり、買いが先行した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が4日にニューヨークで講演し、追加の金融緩和に前向きな発言をしたことも株式相場の値上がりにつながった。ECBは前日に追加の緩和策を決めたが、規模が不十分だとして市場に失望感が広がっていた。

 ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数も、前日比104・74ポイント(2・08%)高い5142・27と大幅に上昇して取引を終えた。(ニューヨーク=畑中徹)

こんなニュースも