ワシントンで開かれていた羽田空港の昼間の発着枠をめぐる日米の航空交渉が4日、終わった。両政府は日程を1日延長して、3日間にわたり協議。ニューヨークなど米東海岸への路線実現をめざしたが、合意には至らず、継続協議となった。

 日本側は計9便分を日米路線に振り分けることを提案したが、米国側がそれ以上の枠を求めたもようだ。日本側は将来、発着枠が増えれば増枠できることなども説明したが、議論は平行線をたどった。協議終了後、国土交通省の平垣内久隆審議官は報道陣に「お互いの理解が深まり、前向きに進んだが、合意できなかった」と話した。次回の協議の日程は未定という。

 羽田からの米国路線は現在、深夜・早朝の発着枠を使った1日7便で、就航先も、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ホノルルに限られている。ビジネス需要が見込めるニューヨークなど米東海岸への路線は、昼間の発着でないと不便なため実現していない。(ワシントン=五十嵐大介