嵐とEXILE(エグザイル)のコンサートの日は「民泊」を認めます――。ホテル不足の対策として福岡市が、個人の家やマンションを料金を取って宿泊場所に提供する民泊への協力を市民に募り、ホームページで呼びかける。高島宗一郎市長が8日の定例記者会見で明らかにした。

 市では、大きな催しやコンサートの際にホテルが予約できないことが多く、嵐(17~19日)とエグザイル(26、27日)のコンサートの際も、「多くのホテルが満室状態」(市の担当者)という。

 市が部屋の提供を募る期間は、この5日間。本人が住んでいる住宅で、賃貸の場合は家主の同意を得ることなどが条件で、空き部屋は対象外という。市は募集を通じて民泊の提供場所を把握するが、応募者は民泊のあっせんサイトなどで自ら宿泊者を募ることになる。

 民泊は、部屋数や客室の床面積などを定めた旅館業法や、消防法、建築基準法などの規制を受ける。ただ、厚生労働省は、イベントなどで宿泊施設が不足する場合、自治体の要請に基づき、条件を満たす一時的な民泊は認める指針を示している。市は今回はこれに該当する、としている。(大崎浩義)