[PR]

 関西、大阪(伊丹)両空港の運営権売却で、オリックスと仏空港運営大手バンシ・エアポート連合は、15日にも新関西国際空港会社と最終契約を結ぶ。これで運営権売却の手続きは終了し、オリックスなどが出資する新会社が来年4月、新関空会社から両空港の運営を引き継ぐ。

 新関空会社は先月、オリックス連合に優先交渉権を与え、基本協定を結んだ。これを受けて同連合は今月1日に新会社「関西エアポート」を大阪市に設立した。新会社には、オリックスとバンシが320億円ずつ、関西企業を中心とした30社が計160億円を出資する。社長にオリックス副社長の山谷佳之氏、副社長にはバンシのエマヌエル・ムノント氏が就いた。

 新会社は運営開始に向け、関西空港ターミナル内の店舗を見直したり、設備の改修を進めたりする計画を立てる。新会社が両空港を運営する期間は44年で、新関空会社に対して年490億円ずつ払う。新関空会社は約1兆1千億円ある借金の返済に充てる方針だ。