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 関西大学(大阪府吹田市)は11日、全学生約3万人と保護者ら保証人約3万人の氏名や住所、電話番号が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。学費収納作業の委託先業者からUSBを返送された際、誤って捨てて焼却された可能性が高いと説明し、「第三者の介入の余地はなく、情報流出は確認されていない」としている。

 関大によると、USBは収納委託先の大阪市中央区のIT企業が保証人に学費納入用紙を発送する際、学生情報の更新のために利用。今月7日、緩衝材に包み他の書類と一緒に段ボール箱に入れて関大に返却したが、翌日に関大側が紛失に気付いたという。

 USBはこれまでと異なる緩衝材に包まれていたため、職員がUSBが入っていることに気付かず緩衝材ごとごみ箱に捨てた可能性が高いという。ごみは翌8日に清掃業者が回収、焼却している。

 関大は昨年5月から月1回程度、学生と保証人名簿が入ったUSBをこのIT企業との間で受け渡ししていた。

 関大は11日、インターネット上の学内サイトで全学生に謝罪文を送付。永田真三郎常務理事は記者会見で「極めてずさんな情報管理だった。申しわけございません」と謝罪した。(玉置太郎)