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 107人が死亡、562人が負傷したJR宝塚線(福知山線)の脱線事故から4月に11年となるのを前に、列車が衝突したマンション(兵庫県尼崎市)の一部保存と周辺整備工事が7日、本格的に始まった。完了は、2018年夏ごろの予定。事故の再発防止を誓うと同時に故人をしのぶ場所でもあるため、遺族らの思いは複雑だ。

 7日午前、マンション前では、JR西日本の工事計画に反対する遺族ら数人が「事故現場は後生まで鉄道の安全を訴え続けます 現場破壊をやめてください!」と書いた横断幕を掲げる中、工事の作業員らが、マンションの測量を始めた。

 JR西は昨年3月、9階建てマンション(高さ27メートル)のうち、事故の痕跡が残る部分を中心に、4階までの約13メートルを階段状に保存する整備計画を決めた。

 この計画について、遺族や負傷…

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