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 東京都港区の公園脇の植え込みに21日朝、紙袋に入った一斗缶が置かれているのを、近くのビル関係者が見つけ110番通報した。警視庁の爆発物処理班が出動。慎重に確認すると……。出てきたのは「せんべいの詰め合わせ」だった。

 三田署などによると、「植え込みの中に不審な一斗缶が落ちている」と110番通報があったのは午前9時50分ごろ。近くのビルには東芝本社が入り、この日は巨額の連結最終赤字の計上を見込む同社の取締役会が開催予定。署は公園への立ち入りを規制した。

 爆発物処理班がX線を照射して調べたところ、中身が金属物でないことがわかった。リード線なども見あたらないため開けてみると、せんべいの詰め合わせが出てきたという。立ち入り規制は、午前11時半ごろに解除された。

 署の幹部は「危険物の可能性もあったので爆発物処理班に来てもらったが、危険な物でなくて良かった。誰かの忘れ物だろうか」と話した。せんべいは拾得物として署が保管し、持ち主が現れるのを待っている。