【動画】ウイングスーツで飛ぶ魅力を語る伊藤慎一さん
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 鳥のように空を飛ぶ。危険と隣り合わせのチャレンジが人を引きつける。いやいや、リスクは背負いたくない。そんな人向けの「挑戦」もある。

 米カリフォルニア州上空、高度約4千メートル。昨年9月、東京都在住の会社経営、伊藤慎一さん(51)は小型機の中でタイミングをはかっていた。

 ヘルメットに高度計。飛び出すと同時に両腕と両足を伸ばし、「ウイングスーツ」を広げる。スーツが風を包みこみ、ムササビのような格好で空を滑った。

 「景色が流れていく。自分だけの世界です」

 2012年には高度1万メートルからの飛行に挑戦。空気が薄く、最速でF1レース並みの時速約350キロに達する。パラシュートを開くまでの約7分間、水平距離で約27キロを飛んだ。ギネス世界記録に認定された。

 垂直に降下するスカイダイビングではなく、水平に飛びたい。それを実現するウイングスーツは1999年、フィンランドの企業が開発した。1着約20万円。マントのような部分で風を受け止め、中に空気を取り込むことで飛行できる。

 伊藤さんは20歳代でスカイダ…

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