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 共立女子高校(千代田区)の地理歴史部が、11月にドイツで開かれた鉄道模型の国際大会で優勝した。受賞作品は日本の農村の風景を再現したジオラマ。車両や線路、駅舎が主体の模型が多い中、鉄道も含む風景全体が独自の世界観を作り出していると高く評価された。

 作品名は「里山」。約60センチ四方の土台に、里山や渓流、アーチ橋、神社、こいのぼりなどを細部にわたり表現した。渓流は埼玉県の長瀞(ながとろ)、こいのぼりは秩父、アーチ橋は横浜……。約半年かけて各地に足を運び、植生や岩石の種類、線路の枕木まで徹底的に観察した。

 小さな空間に広がりや奥行きを持たせるため、浮世絵の手法も参考に、4方向から異なる風景が見られるよう工夫した。製作責任者で2年の松崎友紀さん(17)は「見る人の心に『懐かしい』という感情を呼び起こす作品にしたかった」と話す。

 8月に東京で開かれた全国高校…

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