大阪大学は25日、大学院情報科学研究科の四方(よも)哲也教授(52)ら3人が2002~14年度、研究費約2億7千万円を不正使用していたと発表した。不正は教授が主導し、一部は私的流用したとみており、刑事告訴も検討している。

 阪大によると、ほかに関与したのは当時教授と同じ研究室にいた男性名誉教授(70)=退職=と50代の元助手=同。

 3人は取引業者3社に架空の物品代を請求させ、阪大や科学技術振興機構が支出した約2億円の研究費を「預け金」としてプールさせていた。大半は設備修理費や消耗品の購入など別名目の研究費に使っていたという。